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【無料配布】建設業 人材KPIアプリ|技術職員名簿を転記すると、3年後の不足が出ます

2026 10/23
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建設業
2026-10-23
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  4. 【無料配布】建設業 人材KPIアプリ|技術職員名簿を転記すると、3年後の不足が出ます
のしいか所長

先日の記事で、4枚の表をお示ししました。現状と3年後の表、スキルマップ、逆ツリー、KPI管理表です。

読みました。考え方は分かったのですが、ExcelでIFとCOUNTIFを組むところで止まってしまって……。

のしいか所長

そこは、こちらで組みました。台帳に人を入れれば、4枚の表が自動で埋まる道具を用意しました。ブラウザで開くアプリと、同じ中身のExcelブックの2つです。どちらも無料で、この記事からダウンロードしていただけます。

紺野貴裕事務所・株式会社コンノシ…
いま何人いて、3年後に何人要るか|経審が、そのまま人材のKPIになります | 紺野貴裕事務所・株式会社コン… 人的資本経営を建設業の数字に落とす方法です。配置できる技術者の数が、同時施工本数の上限を決めます。As is–To be表など4枚の表と、経審という物差しを千葉県松戸市の行…
目次

ダウンロード

ファイル何に使うか開き方
建設業 人材KPIアプリ
(zip・中身はHTMLが1つ)
台帳を入れると、①〜④が自動で埋まります。達成率の判定や期限のお知らせも出ますzipを展開してから、中のファイルをダブルクリック。いつものブラウザで開きます
建設業 人材KPIブック
(Excel)
同じ中身を、使い慣れたExcelで。印刷や社内配布はこちらが向きますいつもどおりExcelで開きます
(どちらから始めても構いません。あとから行き来できます)

どちらも無料です。会員登録もお問い合わせも要りません。中身を見て、合わなければ消していただいて構いません。

▼ ダウンロード
建設業 人材KPIアプリ(HTML)
建設業 人材KPIブック(Excel)

アプリは、リンクをクリックすれば、そのまま開いて使えます。インストールは要りません。手元に置いておきたい場合は、次のようにします。

  • Windows——リンクを右クリックし、「名前を付けてリンク先を保存」
  • Mac——リンクを control キーを押しながらクリックし、「リンク先のファイルをダウンロード」
  • 保存したファイルをダブルクリックすると、いつものブラウザで開きます

どちらか一方に決めてお使いください。このページから開いた場合と、保存したファイルから開いた場合とでは、入力した内容が別々に保存されます。途中で乗り換えると、前に入れた内容が出てきません。乗り換えるときは、「設定・保存」で控えを取ってから移してください。

どちらで開いても、入力した内容が外に送られることはありません。お使いのブラウザの中だけに残ります。社内の共用パソコンでお使いになる場合は、保存したファイルから開くほうが管理しやすいと思います。

画面の見取り図

アプリは7つのタブに分かれています。上から順に進めば、迷うところはないはずです。

タブ何をするところか入力の要否
概要いちばん大事な数字を4つ、先に見せます自動
技術者台帳人を1行ずつ登録します。ここだけが手入力です入力
① 現状と3年後資格・役割ごとの人数と、3年後との差必要人数だけ
② スキルマップスキルごとに1〜5を入れます入力
③ 逆ツリー財務の目標から、人の数へ降ろします入力
④ KPI管理指標ごとに目標と実績。達成率が出ます入力(実績は自動も可)
設定・保存基準日などの設定、Excelとのやりとり、控え最初に一度
(Excelブックも同じ並びで、シートが7枚あります)

「概要」に出る、4つの数字

数字何を意味するか
経審の技術職員経審で技術職員として数えている人数です。台帳の登録人数とは別に出ます
35歳未満の技術者若年技術者の人数。基準年齢は設定で変えられます
3年後に60歳以上承継の準備が要る人数です。ここが赤くなっている会社は、採用より先に引き継ぎの話になります
資格の期限に注意期限切れと、180日以内に切れるもの。監理技術者資格者証の期限は、配置に直結します
(この4つの下に、3年後との差とKPIの進み具合が並びます)

この画面だけを月に一度見る、という使い方でも構いません。資格の期限と、3年後に60歳以上になる人数。その2つに気づけるだけで、道具としては十分に働いています。

何ができるのか

入れるのは、技術者の名簿1枚だけです。経営事項審査の技術職員名簿から転記します。あとは自動です。

  • いま何人いるか——資格ごと、役割ごとの人数
  • 3年後に何人足りないか——差分と、1年あたりの目標
  • 誰が辞めると困るか——年齢構成と、業種ごとに配置できる人の数
  • 資格の期限——切れたもの、まもなく切れるもの
  • KPIの進み具合——達成率と判定

入れた内容は、どこにも送られません。アプリは、お使いのブラウザの中だけにデータを保存します。当事務所にも、ほかのどこにも届きません。技術者の氏名と生年月日を扱いますので、ここは先に申し上げておきます。

記入例の8名で、何が出るか

最初に開くと、架空の8名が入った状態で表示されます。その8名で、画面に何が出ているかを見ていただくのが早いと思います。

出ている数字内訳
経審の技術職員 7名登録8名のうち、1名は経審「×」です
35歳未満の技術者 2名33歳と28歳。24歳の方は経審「×」なので入りません
3年後に60歳以上 3名58歳・64歳・67歳。技術職員7名のうち3名です
資格の期限に注意 2件監理技術者資格者証が1件期限切れ、1件が期限間近
1級土木施工管理技士 3名 → 5名差2名。年間目標は0.7名
(基準日を令和8年9月30日とした場合)

この会社の問題は、1級の人数ではありません。監理技術者資格者証を持つ4名のうち3名が、3年後に60歳以上になります。しかも1名は、資格者証の期限がすでに切れています。採用の前に、やることがあります。

数字を並べると、こういうことが一目で分かります。「なんとなく高齢化している」が、「3年後に3名」になります。そこまで来てはじめて、採用するのか、いまいる若手を育てるのか、外注を増やすのかという話ができます。

使い方——上から順に

0.はじめに「設定」を合わせる

項目何を入れるか
会社名画面の見出しに出ます
基準日経営事項審査の審査基準日に合わせてください。年齢の計算に使います。名簿と時点がそろいます
計画年数既定は3年。「3年後に何人」の3です
若年の基準既定は35歳未満。経審の若年技術者の基準や配点は改正で動きますので、申請先の手引でご確認のうえ合わせてください
期限の注意既定は180日前から。資格と監理技術者資格者証の期限をお知らせします
(アプリは「設定・保存」タブ、Excelは「設定」シート)

資格の一覧とスキル項目も、この画面で足したり消したりできます。自社にない資格を並べておく必要はありません。

1.技術者台帳に転記する

ここだけが手入力です。経審の技術職員名簿が手元にあれば、ほとんど転記で終わります。

入れる欄どこから何に使われるか
氏名・生年月日名簿年齢と年代を自動計算。年齢構成のグラフに
経審の技術職員(○×)名簿技術職員数の合計、若年技術者の人数に
資格1〜3と、その期限名簿・資格者証資格ごとの人数、期限のお知らせに
監理技術者資格者証(有無・期限)資格者証配置できる人数、期限のお知らせに
主任技術者になれる業種資格から判断業種ごとの配置可能人数に。「土、と、舗」のように略号を区切って入れます
監理技術者になれる業種同上同上
ICT施工/現場代理人/CCUS登録社内の把握それぞれKPIの実績として自動集計されます
(アプリは行を押すと編集画面が開きます)
のしいか所長

最初から全員分を埋めようとしないでください。氏名と生年月日と経審の○×だけでも、年齢構成と技術職員数は出ます。資格や業種は、名簿を見ながら少しずつで構いません。

2.① 現状と3年後——差が、数字で出ます

台帳を入れると、「現状」の列は自動で埋まります。入れるのは「3年後に必要」の人数だけです。差分と、1年あたりの目標が出ます。

年間目標 = 差分 ÷ 計画年数。1級土木施工管理技士が3名で、3年後に5名なら、年0.7名です。2年続けて誰も受からなければ、最後の年に2名まとめて合格しなければならない——という意味の数字です。

「3年後に何人必要か」が分からないときのために、現場の本数から逆算する欄を置きました。

  • いま同時に回している現場(専任の技術者が要るもの)は何本か
  • 3年後に何本回したいか
  • 交代・休暇・営業所の専任技術者などの予備を何名置くか

この3つを入れると、3年後に必要な主任・監理技術者の数と、いまの不足が出ます。上の表の「3年後に必要」を置くときの目安にしてください。

同じ画面に、年齢構成と業種ごとに配置できる人の数も並びます。業種の表は、同時に施工できる本数の上限の目安です。1人が複数の業種に数えられますので、合計は人数と一致しません。

3.② スキルマップ——5段階を、行動で書く

資格は持っているかいないかですが、現場を任せられるかどうかは段階です。スキルごとに1〜5を入れます。

段階行動で書いた基準
Lv1指導を受けながら補助業務ができる
Lv2定型的な業務は一人でできる
Lv3小規模な現場を一人で任せられる(現場代理人級)
Lv4例外やトラブルを含めて現場を統括できる(監理技術者級)
Lv5若手を指導・育成できる/社内の標準を作れる
(アプリの画面にも、同じ説明が出ます)

表の下に、スキルごとの「レベル3以上の人数」が出ます。これが、そのままKPIになります。「土木施工管理がLv3以上の人を、3年で6名から8名へ」と置けます。

ここが、いちばんつまずくところです。レベルの基準を「高い意欲がある」「責任感がある」と書いてしまうと、評価する人によって答えが変わり、翌年の数字と比べられません。「改善提案を年2件以上出す」のように、見て数えられる行動で書いてください。

4.③ 逆ツリー——説明の一文が、自動で出ます

左に財務の目標を置き、右へ「何が動けば達成するか」「人の何に投資するか」「何で測るか」を降ろします。4つを埋めると、下に一文が出ます。

完成工事高の維持 → 同時施工本数の維持・拡大 → だから「1級施工管理技士の取得支援」に投資する(指標:1級土木施工管理技士の人数)

この一文が、社内と金融機関への説明になります。「なぜその研修に費用を出すのか」を聞かれたときに、ここを読めば答えになります。財務の目標には、経営計画書や経審の完成工事高をそのまま使ってください。目標値の根拠が立ちます。

5.④ KPI管理表——3つの層に分けて持つ

層何を測るか例
インプット投じた資源資格取得支援の投資時間
アウトプット直接の結果1級土木施工管理技士の人数
アウトカム最終的な成果技術者の月平均残業時間
(3層に分けると「研修をしたが効果が分からない」を防げます)

達成率 =(実績 − ベースライン)÷(目標 − ベースライン)
この式なら、残業時間や離職率のように「下げたい指標」でも、進み具合が正しく出ます。単純に「実績÷目標」とすると、下げたい指標で数字が逆さまになります。

アプリでは、「実績の取り方」を「台帳から」にすると、実績欄が自動で埋まります。1級土木施工管理技士の人数、若年の技術者数、ICT施工に対応できる人数、現場代理人を任せられる若手、CCUS登録者数、監理技術者資格者証の保有者、経審の技術職員数——いずれも台帳から数えます。毎月手で数え直す必要はありません。

はじめは2〜3指標で十分です。増やしすぎると、測定そのものが続かなくなります。続かない指標は、ない指標と同じです。

ExcelとHTML、どちらを使うか

HTMLアプリExcelブック
向いている場面画面で見て、判定や期限に気づく印刷する・社内で回覧する
達成率の判定色と帯で出ます数式で計算されます
台帳からの自動集計ありあり(①と②)
データの置き場所ブラウザの中(この端末だけ)ファイルそのもの
共有控えを書き出して渡しますファイルを渡すだけ
(行き来できます。アプリでExcelに書き出し、Excelの台帳をアプリに読み込めます)

アプリの「設定・保存」タブに、Excelの技術者台帳を読み込む/Excelに書き出すのボタンがあります。台帳はExcelで作って、判定はアプリで見る——という使い方が、いちばん楽だと思います。

気をつけていただきたいこと

1.データは、そのブラウザの中にしかありません

外部に送られないということは、別のパソコンからは見えないということでもあります。ブラウザの閲覧データを消すと、入力も消えます。

入力が一通り終わったら、「設定・保存」で控えを取ってください。「控えをコピー」でメモ帳に貼るか、「ファイルに保存」。別のパソコンへ移すときも、この控えを貼り付ければそのまま戻ります。

2.個人情報を入れる道具です

氏名と生年月日を入れます。共用のパソコンでお使いになる場合は、控えのファイルの置き場所と、画面を開いたままにしないことにご注意ください。社内で配るときは、Excelのほうにパスワードを掛けるのが簡単です。

3.最初に出るのは記入例です

「松戸 一郎」「柏 次郎」といった架空の人物が8名入っています。画面の上に注意書きが出ます。「設定・保存」の「サンプルを消して空から始める」で消えます。Excelの台帳を読み込んだときも、自動で置き換わります。

4.数字の根拠は、手引でご確認ください

この道具は、自社の人数を数えて並べるためのものです。経審の評点を計算するものではありません。若年技術者の基準年齢、審査項目、配点は改正で動きます。申請先の手引と、所管の窓口でご確認ください。

5.Excelの読み書きには、インターネット接続が要ります

アプリのExcel読み込み・書き出しは、外部の部品を使っています。オフラインで開くと、この2つのボタンだけが動きません。入力と集計は、オフラインでも動きます。

Excelブックのシート構成

シート中身
使い方上から順の進め方。最初にお読みください
設定会社名・基準日・計画年数・若年の基準・資格の一覧・スキル項目
技術者台帳100行まで。入力欄はクリーム色で、年齢・年代・期限の注意は自動で入ります
①現状と3年後現状は自動集計。「3年後に必要」だけ入れます
②スキルマップ氏名は台帳から自動。レベル3以上の人数が下に出ます
③逆ツリー説明の一文が自動で組み上がります
④KPI管理表達成率と判定が数式で出ます
(数式はすべて見える形にしてあります。自社用に組み替えていただいて構いません)

よくあるお尋ね

何人まで入れられますか

アプリに上限は設けていません。Excelブックの台帳は100行です。足りない場合は行を足していただくか、アプリのほうをお使いください。

経審の点数は計算できますか

できません。この道具は、自社に何人いて、3年後に何人足りないかを数えるためのものです。評点の計算は、申請先の手引と様式によります。

複数人で同時に使えますか

アプリは、1台のブラウザの中で動きます。同時に編集することはできません。複数人で回すなら、Excelブックを共有フォルダに置くほうが向きます。

スマートフォンでも開けますか

開けますが、表が横に長いため、パソコンでの入力をおすすめします。見るだけなら、スマートフォンでも読めます。

自社用に作り替えてもよいですか

どうぞ。スキル項目も資格の一覧も、画面から変えられます。Excelの数式も隠していません。再配布だけ、ご遠慮いただければと思います。

今日から着手したい、5つのこと

  • 経審の技術職員名簿を開く——いちばん新しいもので結構です
  • 設定の基準日を、審査基準日に合わせる——名簿と時点がそろいます
  • 氏名・生年月日・経審の○×だけ、全員分を入れる——ここまでで年齢構成が出ます
  • 3年後に60歳以上になる人数を見る——承継の山が、いちばん最初に見えます
  • 資格の期限を確認する——監理技術者資格者証の期限切れは、配置に直結します

1から3までで、30分です。スキルマップとKPIは、そのあとで構いません。まず、いま何人いるかを並べてください。

のしいか所長

この道具を作ったのは、上場企業が「どう測るか」で苦労しているものを、建設業はすでに毎年測らされているからです。経審の技術職員名簿に、人的資本の指標の大半が書いてあります。毎年出しているものを、1枚に並べ替えるだけです。

当事務所にできること

  • 台帳づくりの代行——経審の申請資料からの転記
  • 3年後の必要人数の設計——現場の本数からの逆算をご一緒に
  • スキルマップの基準づくり——「見て数えられる行動」に書き換えます
  • KPIの設計——定義・算定方法・測定頻度・担当まで決めます
  • 経営計画書・金融機関向けの資料への落とし込み
  • 就業規則・賃金規程との整合——資格手当や昇格要件を、この表に合わせます(社会保険労務士として)

千葉県松戸市を中心に、東葛エリアの建設業の皆様のお手伝いをしております。道具は無料ですので、まずはお試しください。使ってみて行き詰まったところがあれば、お聞かせいただけるとありがたく存じます。

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この道具について

  • 当事務所が作成し、無料で公開しているものです。動作の保証はいたしかねます
  • 社内でのご利用、改変はご自由にどうぞ。再配布のみ、ご遠慮ください
  • 入力されたデータが当事務所に送信されることはありません
  • お気づきの点は、お問い合わせからお知らせください

最終更新日:2026年10月23日 / 本記事と配布ファイルは令和8年10月23日時点の内容です。記入例の人物・会社はすべて架空です。経営事項審査の審査項目・配点・若年技術者の基準は改正で動きます。最新の取扱いは、申請先の手引と所管の窓口でご確認ください。

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紺野 貴裕
所長
紺野貴裕事務所 所長/株式会社コンノシステム経営研究所 取締役。行政書士。全能連認定マスター・マネジメント・コンサルタント(J-MCMC/国際資格CMC)。一般社団法人千葉県能率協会 代表理事。千葉県松戸市を拠点に、建設業許可・経営事項審査・入札参加資格から、人事労務・事業承継まで、中小企業の実務を一貫して支援しています。
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